坐骨神経痛

歩行時の痛み。加齢のため仕方ないと諦めていませんか?

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歩行時痛諦めないで

加齢のため仕方ないと諦めていませんか?

by背骨コンディショニングスタジオ 藤井聖司

いつまでも元気で、行きたい時に行きたいところへ行きたい。

自分の母親、父親にはいつまでも元気でいてほしい。

そう考えるのは皆同じだと思います。

けれど

  • 脊柱管狭窄症
  • すべり症
  • 坐骨神経痛
  • 変形性股関節症
  • 変形性膝関節症 などなど

加齢のため骨が変形している、と色々な診断を受け、私にはもう無理かもしれないと思われている方もいるかもしれません。

朝と夜で痛みの大きさが違うなら、原因は背骨の歪みにあるかもしれない!

少し考えてみてください。

一日のうちで痛みは朝と夜で同じでしょうか?

昨日と今日で痛みは同じでしょうか?

骨の形は一日や二日で大きく変わることはないはずなのに、痛みはその時によって大きく違うのではないでしょうか?

そんな時、痛みの本当の原因は骨の変形ではなく、背骨の歪みの影響が大きいと考えられます。

背骨の歪みは神経の伝導異常と関節の痛みを引き起こす

歩いているうちに次第に膝や股関節が痛くなってくるという場合、極端に歩きすぎでない限り、原因は背骨を支える筋力が弱いために起こります。

痛みの原因は神経が引っ張られること」のページで解説しているように、

背骨が歪むと、背骨から出ている神経の伝導異常が起こり、さらには関節の滑液の出が悪くなり、骨が直接ぶつかるので痛み・炎症が起こります。

十分に背骨を支える筋力がないと、歩いているうちに疲労で背骨が歪んでくるのです。

歩き始めは痛いけれど少し歩くと調子が良くなる方も多くの場合、背骨が歪んでいます。

関節は「適度に」動かすとその周辺の神経が緩んで滑液が出ることがあります。

背骨の歪みと神経の伝導異常がある場合、動かないでじっとしていると神経が固くなり、周辺の関節も固くなり、滑液の出も悪くなるため、歩き始めに痛みを感じるのです。

そもそも背骨が正しい位置にあれば、最初から痛みなく歩けるようになります。

腰椎・仙骨が後ろにズレていると腰が反れなくなる

あなたの背骨が歪んでいるかどうか、簡単にチェックすることができます。

by背骨コンディショニングスタジオ 藤井聖司

モデル:背骨コンディショニング府中スタジオ 加藤紗里

仙骨・腰椎はよく後ろにズレる骨です。これらの骨が後ろにズレると、腰を反る動作がキツく感じます。

たまに「腰に負担がかかるので反らせてはいけない」と言われることがありますが、本来腰椎は自然に前弯している部分で「反っている」のが自然な状態。

しかし仙骨・腰椎が後ろにズレると腰椎の前弯がなくなり、関節が固くなります。

その状態で無理に反らせると、負担がかかり痛くなることがあるので「反らせてはいけない」というイメージが定着してしまったのだと思われますが、映像にあるように「反らせることができる」のが本来の姿です。

背骨コンディショニングでは、仙骨や腰椎を矯正する体操や手技に加え、現在の身体に合わせて無理なくできる運動を見極めながら、本来の腰の反りを取り戻して行きます。

股関節が正しい位置にないと、足の開きが悪くなる

また股関節の歪みも簡単にチェックできます。

by背骨コンディショニングスタジオ 藤井聖司

モデル:背骨コンディショニング府中スタジオ 加藤紗里

仙が後ろにズレるとその両側にある骨盤の骨である腸骨は内旋し、股関節も内側に巻き込まれてゆきます。すると大腿骨の一部が強く骨盤に当たり、その部分に炎症が起こったり、変形する可能性が高くなります。

動画のように、仰向けで足の開きが悪くなっている時は股関節が内旋・亜脱臼気味になっていると考えられます。

歩くのは「遅筋線維」、背骨の歪みを抑えるのは「速筋線維」

筋肉は、大きく2種類に分かれ、同じ筋肉の中にも2種類の筋線維が混在しています。

歩く時に使う筋肉は「遅筋線維」と言い、長時間力を出し続けることが得意な筋肉。

例えば

  • 水泳や水中ウォーキングで30分以上運動し続ける
  • 1日1万歩歩く
  • 何時間もかけて登山する

これらは、30分以上、または1万回同じ動作を繰り返すことができる運動で「遅筋線維」を使う運動と言えます。

一方背骨を歪ませないためには、一度に体重が一点に集中しても、正しい位置で支えることができるくらい「強い」力が出せる「速筋線維」が必要です。

例えば

  • 100m全力ダッシュ
  • 筋肉痛になるほど重い荷物を持ち上げる

具体的には10回前後しか同じ動作を繰り返せないほど「キツい」負荷をかけた時に初めて動員されるのが「速筋線維」。

特別なことをしていない限り、日常生活ではほとんど必要とされない「速筋線維」ですが、実は背骨を歪まないように支えるためには欠かせない筋肉なのです。

意識して良い姿勢をしても無理なんです!

「姿勢が悪いから」「腹筋が弱いから」歩いているときや立っているときに姿勢が悪くなってしまうと、整体や整骨院などで指摘された、と言う方もいらっしゃいます。

しかしそもそも骨が歪んでいるのが根本的な原因であれば、意識して良い姿勢をしてもそれ自体が現在の身体には負担になることも多いもの。

上記動画の寝るだけの簡単なチェックで仙骨が歪んでいるのか、腰椎も歪んでいるのか、調べてみてください!

骨の歪みを治すことで、自然と「良い姿勢」になることを背骨コンディショニングでは目指します。

いつまでも自分の足で歩くために、ゆるめ・矯正・筋トレの3要素で身体づくり

いつまでも元気で、行きたい時に行きたいところへ行きたい。

自分の母親、父親にはいつまでも元気でいてほしい。

そのためには「歩く」だけでは難しいことがお分かりいただけましたか?

「歩く」ことで鍛えられるのは遅筋線維と心肺機能(心臓の強さと血管の弾力性)を保つことで、もちろん健康には欠かせないこと。

しかし腰や膝や股関節の痛みで十分に歩けなくなれば、結果的に心肺機能も衰えてしまいます。歩くだけでなく、しっかりとした筋力トレーニングも取り入れ、さらに楽に歩ける身体を手に入れましょう!

しかし「速筋線維」を鍛える筋力トレーニングはやり方を間違えるとケガをしたり関節を痛めることもあります。

背骨コンディショニングスタジオの体操教室や個別指導では、それぞれの身体に合わせたゆるめ矯正筋トレの3要素を身につけることができます。お近くの会場、またはインストラクターを探して一度体験してみてはいかがでしょうか?

上記レクチャーの具体的な改善方法、運動は「オンライン・プレミアム」から毎日ライブ動画を配信しております!

イベントのお知らせ

パーソナルトレーナーから学ぶ~歩く走るがもっと楽になる!背骨コンディショニング

『70歳富士山登頂も夢じゃない。 腰・膝のトラブルを乗り越えた体操』

今よりも笑顔溢れる元気な身体で東京2020オリンピックを迎えて頂く為に背骨コンディショニング協会指導者のパーソナルトレーナー達が一般の方やスポーツ愛好者に向けて「歩く、走る」について自宅でも出来るメンテナンス方法を実技を交えてご紹介いたします!

また個別の相談や背骨の矯正、足裏のお悩みに関するワークショップなど、どなたでも楽しめるイベントです。背骨コンディショニングスタジオ藤井聖司他、多くのスタジオ所属インストラクターが、セミナーと個別背骨矯正体験に登場します!是非ご参加ください。

  • 日時:2019年10月17日(木)9:15~16:20
  • 場所: 北九州パレス(〒803‐0835北九州市小倉北区井堀5丁目1‐3)

〈6/23板橋区イベントに続いて第2弾!!〉10/17北九州市にて東京2020参画プログラム『パーソナルトレーナーから学ぶ~歩く・走るがもっと楽になる!背骨コンディショニング』が開催されました。様々な症状を改善する背骨コンディショニン…

背骨コンディショニングさんの投稿 2019年10月25日金曜日
イベントは大盛況のうち無事終了しました。


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